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お知らせ
2024/09/12
AIを用いた就業規則診断の開発を進めています
近年、労働関連法の改正は数多く、頻度も増加し、さらに内容が複雑になっています。
企業等では法改正に従って、都度就業規則を改訂して必要な内容を反映させる必要がありますが、何度も改正変更された就業規則を目視でチェックすると、多くの時間と手間がかかるばかりでなく、見落としをすることもあるでしょう。
より効率的かつ正確に就業規則を見直す上で、今注目されているのが「AIの活用」です。
既にAIを活用した就業規則の診断ツールとして様々な商品もあり、当事務所も活用しています。
しかし各社の様々な就業規則をモデル就業規則と条文比較すると、まだまだ十分な成果が得られていない状況があり、基本的な条文比較が正確にできるレベルのAI技術を活用したシステムが求められています。
そこで弊所では、既存の商品システムでは不十分な状況を改善するために、AIを用いた就業規則診断の開発を進めており、昨年8 月より自然言語処理を研究されている国立大学法人電気通信大学大学院情報理工学研究科情報学専攻の内海彰教授と共同研究を開始しました。
今年度も共同研究を継続しており、6月に今年度の研究到達の目標についてすり合わせをいたしました。
共同研究の成果が上がるようご期待ください。
他にも事務所内で様々なプロジェクトを進めていますが、中には大量のデータを分析したり、個々のシステムの機能を集約することで、さらなる機能の有効活用を促進したりすることができると見込まれるものがあります。
これらの分野にも今回活用し始めたAI の経験を活かし、社労士業務の専門性を高めるために他の分野へのAI 活用も積極的に試みていきたいと考えています。
今後も先進的な取り組みを積極的に行って随時情報を発信してまいりますので、ぜひお見逃しのない様よろしくお願い申し上げます。
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